大正昭和集合住宅

先日の休暇を使って4年ぶりの長崎へ行ってきました。

今回なぜ ” 長崎 ” を選んだかというと、

行った事のない、行ってみたい場所が2カ所あったからです。

 

ひとつめ、端島。

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通称「軍艦島」と呼ばれる、約40年前に閉山となるまでは海底炭坑の島として栄えた島。

3年ほど前からツアーによる観光客の上陸が解禁され、現在20万人もの人が参加しているそうで、

閉山となるまで実際に端島で暮らしていた方のお話を聞く事ができました。

 

↓ 当時の端島の建築模型

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ピーク時にはこの直径約1キロの小さな島で5千以上の人が暮らし、

世界一の人口密度となった時期もあるそう。

 

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島に残る建物は、日本初の鉄筋コンクリート造高層アパートなど戦前〜後に作られた建物で、

大正から昭和にかけた集合住宅 の遺構として長崎市による保存活動が行なわれていますが、

思っていた以上に建物の崩壊が進んでおり

資料や模型で見た端島とは違った現在のかたちを見た気がしました。

 

国のエネルギー政策によって人工的に開発され、今では無人島となった場所へ立った時に

形は違えど、今現在も日本はエネルギー問題を抱え、その政策により犠牲になっている人達がいる事や

限られた資源、環境についてなど、色々な事について考えさせられた日となりました。

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