つかの間の晴れだった昨日、O様邸のキッチン収納を取付けに行ってまいりました。

新築されたご自宅に作り付けキッチン収納を。とご依頼をいただいたのです。

Oさん邸はパッシブ（ソーラー）住宅です。

パッシブ住宅とは『断熱性能を上げたり、太陽エネルギーなどを利用するなどで、

機械設備（冷暖房器具）を極力用いない建物』の総称。

打合せで初めてお伺いした時に、

ご自宅に入って『ん？むむ・・？ほほうー！』っと。（伝わらない表現だな 笑）

個人的な話しですが、知人がパッシブソーラー住宅に住んでおり、

また自邸を建てる際にも検討したことがあったので、上記の反応になったのでした。

結局、色々諸々な事情により我が家はふつぅーに建てましたけど。。

しかし”より少ないエネルギーで”と言う考え方は、これから建築の方向性の１つになっていくでしょうね。

話しが本題からがズレました、興味のある方は”パッシブ”検索してくださいね。

さて、今回はチェリー材で作りましたよ。

パッシブソーラー住宅は内装に無垢の杉・松など使われていることが多く、

それらと合わせて同材で作ることも勿論ステキですが、

それだけにこだわらず、お好きな材種を選んでいただきました。

ガラスも使いました。アンティークな雰囲気あるチェッカーガラスです。

 このガラスのマス目は正方形じゃないんですよ、長方形なんです（ほとんど分からない）。

その目をどうもってくるかによって、横目・縦目になるんですね。

今回は横目仕様。出来る限り各戸の目が揃うようにしています。

下収納は将来的にスチームオーブンを置くことも考え、奥行をとりました。

チェリー材は経過と共に赤みを増し味わいになるのですが、そうなった位が住まいの一部として馴染む頃でしょうか？

ｂｙ　ハル